解夏・月9ドラマ化

今朝のめざましテレビより。
さだまさし原作の「解夏」が、フジテレビ月9ドラマとして4月からスタート。
主演は菅野美穂、相手は藤木直人
・・・だってさ(^^;


率直な感想は、軽くショック・・・つか、がっかりした。
解夏の世界観は、そのタイトルの通り仏教思想にある。
どう考えても“月9”の看板に堪えうるテーマではない。
仮タイトルが「愛し君へ」と変更になっているように、仏教的な重い要素は排除されるのが関の山か・・・。


視力を失う青年・隆之の職業が、小学校の教師からファッションカメラマンに代えられたのも評価できない。
明らかに“月9”としての華を立たせるための演出なのがミエミエ。
カメラマンが徐々に視力を失う様を感動的に演出するつもりなのだろう。
しかし、それではshiraが原作で最も感動したシーンである、卒業生からのメッセージのくだりはまず確実に差し替えられるだろう。
そうなれば、出来上がる作品はshiraにとっては「解夏」とは似ても似つかない物語になると思わざるを得ない。


まぁ、とりあえず4月から注目して見るのは間違いないが(^^;